最後の人類補完計画に寄せてーあるいは1人の人間がどうエヴァと付き合ってきたかについて。

(以下ではエヴァに関する全てのネタバレを含みます。)ありがとう。ありがとう、すべてのエヴァンゲリオン。反復練習の果てに人は成長する。成長とは許しだ。「許せない」という呪いからの解放。それが大人だ。誰かのせいにしないこと。責任を過剰に負わない…

「当事者」の時代

「当事者の時代」読了。 ぼくなりにざっくり要約すると「他人の正義を勝手に代弁しちゃダメだよ。語れるのは自分が直接関わったことくらいだよ。」ということになるだろうか。「当事者」の時代 (光文社新書)作者: 佐々木 俊尚出版社/メーカー: 光文社発売日:…

アメリカのアニメと日本のアニメ(「ヒックとドラゴン」「ウォーリー」)

東日本大震災、ひどかったですね。 とりあえず、近場の知り合いは全員無事でした。 が、停電の影響で数日会社に通勤できませんでした・・・orzそんなわけで、「少しでも軽めのものを見たい」と思い、 「ヒックとドラゴン」ヒックとドラゴン ブルーレイ&DVDセッ…

マンガは作者と読者の間に。

最近話題のWebマンガを読んだ。 「T京K芸大学マンガ学科一期生による大学四年間をマンガで棒に振る」 http://bit.ly/ghIC5Oかなり好きだ。 以下ネタバレあり感想なので、リンク先を読んでから読んで欲しい。一言で言うと、自意識をこじらせてしまう過程を克…

ぷよM@S−「フィクションで勝敗を伝える」とはどういうことか?−

今まで僕はフィクションで勝敗を伝える鍵になるのは「理と情」だと思っていた。 その二つが最も読者に「納得感」を与えるからだ。それぞれ詳しく説明すると・・・①理 勝敗のプロセスを客観的に描写する手法。例えば「ドラゴンボール」の勝敗は基本的に戦闘力…

ゆるい鉄と硬いガラス。(ゆるく考えよう)

ちきりんさんの「ゆるく考えよう」読了。ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法作者: ちきりん出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2011/01/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 1,118回この商品を含むブログ (143件) を…

ワンピースの時計が動き出す

ONE PIECE 1 (ジャンプコミックス)作者: 尾田栄一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1997/12/24メディア: コミック購入: 11人 クリック: 296回この商品を含むブログ (247件) を見る多分ワンピースの単行本のSBS(読者との交流コーナー)だったと思うが、尾田…

人が優しくなる瞬間(グラン・トリノ)

グラントリノが評判どおり素晴らしい。グラン・トリノ [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/04/21メディア: Blu-ray購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (23件) を見るラストがラストだから、みんなその話ばかりする…